昨年、お庭のシンボルツリーの樹勢がおかしくなったとのことで、診断したところ植込みをした業者が、不織布の根巻を取らずにそのまま待植えたため根が成長せずに枯れてしまっていた樹木の植え替えを行いました。
そのシンボルツリーは適正な植え方で植栽しなおして今も元気です。
ところがさらにお庭の奥にあるヤマボウシも調子が悪く、シンボルツリー植え替えの時にブレスパイプを設置したのですがそれでもあまり回復しなかった為、そちらの樹木の診断いたしました。
すると、大変な深植えで、元の根に加え、新たに植えた位置で根が生え、2段になってしまってました。
これは酷い!根巻きを取らないのは手抜きですし、深植えは明らかに知識と技術不足。
樹木は深く植えると根が呼吸できなくなり、腐ってしまって養水分も吸収できなくなってそのうち枯れてしまいます。
樹にとってかなり残酷な状態です。
このような業者さんが多く、大変悔しく残念です。
なんとか元の高さに植え替えて、ブレスパイプの設置し、その後は回復してきました。
お安い料金は確かに魅力ですが、技術のある業者さん選びはぜひお気をつてくださいませ。