去る2月23日にさきたま緑道にて「桜の守養成講座・剪定講習会」というイベントを行いました。
造園業者、学生、一般の方などが集まりました。共通しているのは、お庭や公園などの樹木(特にサクラ)の管理のやり方を知りたいということ。
イベントでは、サクラの種類や病害虫についてテキストや実物を見ながら解説した後、剪定のやり方について学びました。
皆さん、メモを取りながら、質問も活発に出て、熱心に受講していました。
樹木の管理や剪定について実地で学べる講座は少ないのだと思います。
造園業者でも正しい剪定をしているとは限りません。もし会社内で誰も正しい剪定方法を知らなかったら、間違った剪定が伝承されていくことになります。
公園や街路樹の管理を担っている行政が正しい剪定を知っているとも限りませんし、街路樹を見ている限り、正しく剪定されているものはほとんどありません。
市民が正しい知識を持ち、行政や業者に指摘していくことも大事だと思います。そのためにも正しい樹木の知識や剪定方法をもっと普及する必要があると強く感じました。
そして樹木医が普及のためにもっと貢献していけたらいいなと思いました。
このイベントの第2弾は4月10日に行います。
詳しくは、
https://sakitama-hananosato-greenroad.jp/
をご覧下さい。