2017年の11月に、京都のお屋敷のクスノキ5本が弱っているとのことで診断を行い、クスベニヒタラカスミカメの被害であることがわかり治療しました。
そして、かなり元気になったと報告をもらいました!
【お屋敷の全景写真 】
BEFORE(2017年11月) AFTER(2018年12月)【玄関付近】
BEFORE(2017年11月) AFTER(2018年12月)【クスベニヒタラカスミカメによる葉の食害】
クスベニヒタラカスミカメ クスベニヒタラカスミカメによる葉の食害始めは何の被害かわからず困っていたそうですが、私が訪れた際に害虫そのものを見つけ、直接に被害を特定。
さらにクスノキは斜面を削った土地に大木のまま移植されており、30年ほどが経過しているところから、土壌の問題も大きいと考え土壌改良も行いました。
ブレスパイプを設置して、通気透水性を高めます。土壌灌注による液肥の灌注も重要です。
虫は、樹幹注入が効果的とは言われていましたが、それ以前に土壌の問題があり樹勢衰退していたのでまずはそれを改善するところから始めました。
治療の様子はこちらの動画をどうぞご覧ください。