大田区田園調布の雙葉学園のソメイヨシノの樹木診断を行いました。
子供達がしきりに「何やってるの~!?」と話しかけてくれる、嬉しい現場です。
↓玄関前のソメイヨシノです。
一見、問題なさそうに見えますが、根元にキノコ(ベッコウタケ)が出ていた跡がありましたので、これは要注意です。
「腐朽菌」といって、幹を腐らせる菌が蔓延している一つの証拠です。
(「キノコ」は「菌類」にとって胞子を飛ばす繁殖器官です。「植物」にとっての「花」みたいなものですね。)
ピカスによる精密診断をした結果、腐朽率55%でした。
↓キノコの発生跡です。
樹皮との違いが、とても分かりにくいですね…(^-^;)
ピカス診断による樹木断面の腐朽の様子。
(青と紫の箇所が腐朽している範囲になります。)
安全を第一に、学校側と十分協議して、今後の対応を決めていきたいと思います。
ありがとうございました。
スタッフ片岡