帝京大学医学部附属溝口病院のソメイヨシノが満開になりました

当社で治療と管理を継続している帝京大学医学部附属溝口病院のソメイヨシノが今年も綺麗に咲きました。

tate旧病院跡地桜

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年からお手入れさせてもらっていますが、昨年末に大規模な工事があったため根元が再び荒れてしまいました。

旧病院跡地桜②

 

 

 

 

 

 

 

工事終了後に速やかに復旧することができたので、今年の開花に悪影響は無く美しい花を見ることができました。

ソメイヨシノと言えば、最新の研究結果がつい先ごろ発表されました。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンを両親に持つ江戸時代末期に誕生したサクラだと言うのは良く知られるようになりましたが、さらにその祖先はなんと一つの種だったとのことです。

京都府立大や島根大、かずさDNA研究所(千葉県)の研究チームが全遺伝情報(ゲノム)を解読したところ、ソメイヨシノの祖先が552万年前に異なる種に分かれた後、百数十年前の交雑で再び一つになった誕生のルーツを持っているということを明らかにしました。
なんと、元々は一つだったとは驚きです。
歴史の浅い種どころか552万年前まで遡るなんていママのソメイヨシノのイメージを覆す大発見です。
まるで別れ別れになった恋人が、長い年月を超え再び出会い一つになれた壮大な愛のドラマのようですね。
サクラはバラ科でバラの花言葉は愛ですから正に愛の花なのですね。

帝京大学医学部附属溝口病院のソメイヨシノも、病院を訪れる人、地域の方の出会いの数々を見守っていくでしょう。いつまでも元気な花を咲かせるようお世話したいと思います。

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