【フジの治療】当社で治療中のフジノキの剪定と誘引を行いました(2018年1月)

千葉県市川市のマンション敷地内にある大きなフジ2本の樹木治療を当社で行っております。
2019年1月にツルの整理・剪定と誘引、液体肥料の灌注(エンジンを使って高圧をかけ、土壌内部に液体肥料を散布します)を行いました。

治療後の去年(2018年)はきれいな花を咲かせることができましたが、
お客様から、もっと下で花を楽しめるようにしてほしいとご要望を受けました。

そこで今年は思い切って、かなり強く強く思い切った誘引しました。
1月についてる芽はもう、「花芽」と「葉芽」の違いが分かりますので、
花芽のぎっしりついた短枝をしっかりと藤棚に結んでいきます!

<作業前の様子>

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<作業後の様子>↓↓
まだまだ治療の経過途中ですが、だいぶ良くなってきました。
空間が空いているとお客様は不安になる事もありますが、、、

・花房を適度に絞ることで、ひと房あたりの養分供給が高まり花数・長さが充実する
・花が重なりすぎると見栄えが悪くなる

ので、「大きな花房が垂れる、適切な空間を作っていく」ようにバランスを見ながら、誘引していきます。
また、フジはつる植物ですので、多少幹が割けてしまうくらい強く誘引しても、今年の花付きについては大丈夫!
(ただし、腐朽しやすいので、のちのちその枝を切る予定がある場合の対応です)

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ありがとうございました。

スタッフ片岡

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