スタッフの片岡です。
今日は、とある樹木の生理生態を調査しました。
曲げられることによるストレスや、乾燥下におけるストレス程度を比較するために、
環境条件を数週間前から整えて、本日夜中から調査を開始しました。
朝日が昇って、光合成や蒸散活動が活発にスタートする前に、一通りのデータ計測したいので、時間との戦いです!
↓調査対象の葉を採取。
↓これは、クロロフィル蛍光を測ります。
(その他の機械は明るくなってから撮影しました(^^;)/)
夜が明けました!(*´▽`*)
ニワトリが終始私たちの周囲をうろうろしており、爽やかな朝を告げてくれました。
引き続き調査を続けます。
↓これは、植物の葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)量をSPAD値として表示してくれる機器です。
↓これは、光合成速度を計測するもので、光合成・蒸散・気孔コンダクタンス等を計測中。
↓これは、プレッシャーチャンバーといい、茎や葉の水ポテンシャルを計測します。
大変な長時間にわたる業務で寝不足と暑さと戦う仕事となりましたが、
みんなで一つの目標に向かってする仕事は大変楽しくって、あっという間でした。
帰りたくないほど、有意義で充実した時間となりました。
後日、ひとつひとつの機器やその計測内容について本ブログで紹介していけたらなと思っています。
また、調査の結果は、学会にて発表できるようにまとめる予定です。
樹木医事務所として、樹木の診断・治療・管理に加えて、調査の仕事もしっかりやっていきたいと思います。
興味のある方は、お気軽に、株式会社木風までお問い合わせください(^^)/
いつも多大なるアドバイスを下さり、長時間わたり、今回の調査を取り仕切って下さいましたO&Tご夫妻、誠にありがとうございました!!
株式会社木風 片岡日出美