年に一度のエコの祭典、エコプロダクツ2018に今年も出展しました。
当社では株式会社木風という営利組織と、恵まれない樹木を助けるための仕組みづくりと、組織を超えた女性樹木医さんと樹木医を目指す女性の協働の場として「じゅもくい女子会」というグループのある、非営利のNPO法人フォーエバーツリーネットワークという団体も運営しています。
エコプロにはこのNPO法人フォーエバーツリーネットワークで毎年出展していて、「じゅもくい女子会」のメンバーが参加しているのです。
女性の樹木医さんは全国に今約300人だそうで、およそ全体の1割程度ですね。
女子会、とは銘打っていますが、男子部もあり(笑)共に技術の研鑽と向上を目指す集まりです。
初期メンバーは子供も生まれ、『女子でも樹木医、ママでも樹木医』になってきています。
仕事と家庭生活の両立の相談もお互い出来て励まし合えるそんな団体作りをしています。
今年は最年少メンバーもサンタ姿で登場☆
そして、樹木医自体がまだまだ知られていなくて、世の中に樹木の大切さを訴える機会としてエコプロで様々な情報を発信しています。
樹木の内部の腐朽を調べるピカス診断の機械は毎年興味津々に見てもらっています。
新しい展示は、高地さんという映像作家さんが撮ってくれたクスベニヒタラカスミカメによる被害クスノキの治療の様子の動画もとてもわかりやすいです。
当社が今年樹木医学会で発表した、湯河原のタブノキの治療や、キングサリの研究など、とても興味深いですよ。
それからなんといっても目玉は草木染地下足袋です。
樹木からこんなに綺麗に色が出るなんてと皆さんに大好評でした。
インスタのフォロワーさんや新しい出会い、毎年お馴染みの方、今年も沢山の方と交流できとても貴重な時間となりました。
スタッフもみんな交代で番をして、樹木医のことを説明してくれ本当にお疲れ様でした。
今年は何となく、今までより樹木医のことを知っている人が増えたような気がします。
エコのイベントなのに、知らない人が多くて初めて出た年はビックリしましたけど。
何はともあれ、無事にイベント終了です。来年はさらにパワーアップしたいですね。