2023年から3年がかりで取り組み、今年4月に山形県寒河江市から千葉県へ移植した、樹齢200年以上といわれる工藤家のキャラボク。
本日、移植後の経過を確認するため、受け入れ先となった千葉市のわかな造園さんを訪ねました。
途中、通行止めに遭い、山の中で何度も道に迷いながら……ようやく到着!![]()
先日の豪雨の影響ですね。被災された方々にお見舞い申し上げます。
そしてキャラボクと再会した瞬間、思わず声が出ました。


めっちゃ元気!!!
葉色は鮮やかで、枝先まで生き生きとしています。移植後の経過は、想像していた以上に良好でした。
今年4月に移植してから約4か月。根を大きく切らなければならない古木の移植では、その後の厳しい夏を無事に乗り越えられるかが大きな試練です。
ましてや、このキャラボクは樹齢200年以上。木風にとっても、これほどの古木の移植は初めての挑戦でした。
そして今回、何よりもすごいのは、このキャラボクを「ほとんど無剪定」で移植できたことです。
一般的な樹木の移植では、掘り取りによって根が減少するため、根と枝葉のバランスを取る目的で、枝を大きく切り詰めることがあります。特にこれほどの古木となれば、移植の際に樹形が大きく変わるほど剪定されても不思議ではありません。
しかし今回は、このキャラボクが200年以上かけてつくり上げてきた美しい樹形を、ほとんど損なうことなく移植することができました。
移植の常識を覆す、ほぼ無剪定での古木移植。
しかも、移植後初めての夏を迎えた今も、これだけ青々とした葉を保ち、元気に枝を広げています。
これは、奇跡と言ってもよいほどの結果だと思います。
それを可能にした大きな力が、木風の「ブレスパイプバンブー」です。
2024年4月、環状剝皮による根回しとともにブレスパイプバンブーを埋設し、土中に空気を送りながら、新しい細根の発生を促しました。
当初は2027年まで養生する予定でしたが、2025年8月の確認で想定以上の発根が見られたため、計画を1年前倒しして、2026年4月に移植を実施することができました。
しっかりと根を育ててから移植する。
その準備があったからこそ、大切な枝をほとんど切ることなく、このキャラボクの風格ある姿をそのまま次の土地へ運ぶことができたのです。
ブレスパイプバンブーが、樹齢200年以上のキャラボクの命と、その美しい樹形の両方をつないでくれました。
もちろん、古木のお世話はすぐに結果が出るものではありません。移植が無事に終わったから、それで成功というわけでもありません。
新しい土地に根を張り、この先も何年、何十年と生き続けてくれて、初めて「命をつなぐことができた」と言えるのだと思います。
それでも今日、この青々とした姿を見ることができて、まずは大きな山を一つ越えられたような気持ちです。
工藤家の皆様が涙を流して見送られた、大切なキャラボク。
今では、わかな造園さんの日本庭園に以前からいたかのように馴染み、新しい場所で堂々と枝を広げています。
工藤家の皆様、丸五建設さん、わかな造園さん、そしてこの移植に関わってくださったすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
これからも、このキャラボクの命のリレーをしっかりと見守っていきます。
カイちゃんも一緒に、元気なキャラボクと記念撮影!![]()
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また会いに来るからねー!







